
学べる内容は幅広い
パーソナルトレーナーの資格と聞くと、トレーニングやストレッチといったエクササイズを中心とした学習をイメージしますが、実際はエクササイズの学習は全体のごく一部です。その理由は、パーソナルトレーナーはエクササイズだけを知っていても、サービスを提供することはできません。
その背景となる機能解剖学や生理学、パフォーマンスを効率的に高めるためのプログラム作成、妊婦や高齢者といった特別なクライアントに対するトレーニング指導、トレーニング実施のための最適な環境設定、傷害、法律など、多種多様な知識が必要となるからです。
学習の分類について、大きく2つの分け方があります。
1.試験4分野
2.学習25分類
です。
「試験4分野」について
NSCA-CPT試験では、大きく4分野に分けて、出題されます。1.エクササイズテクニック
2.プログラムプランニング
3.クライアントに対する面談と評価
4.施設と安全管理、法的側面
試験ではそれぞれ配点も決まっており、特にエクササイズテクニックとプログラムプランニングの割合が大きくなっています。
「学習25分類」について
先ほどの4分野をより詳細にしたものが、学習25分類になります。1.エクササイズテクニック
NSCAではレジスタンストレーニングだけでなく、ストレッチ、自重トレーニング、スタビリティ・エクササイズ、有酸素エクササイズ、プライオメトリックス、スプリントなど、さまざまなエクササイズについての適切なテクニックやエラー動作、修正方法を学びます。「やり方」を学ぶだけでなく、その背景となる機能解剖学やバイオメカニクスを合わせて学ぶことで、よりエクササイズに対する理解を深めていきます。
第1章 筋系、神経系、骨格系の構造と機能
第2章 心肺系とガス交換
第4章 バイオメカニクス
第12章 柔軟性、自重、スタビリティボール・エクササイズ
第13章 レジスタンストレーニングのエクササイズテクニック
第14章 心臓血管系のトレーニング方法
2.プログラムプランニング
クライアントの目的、またフィジカルレベルに合ったトレーニングプログラムを構築するための知識を学びます。レジスタンストレーニングや有酸素性持久力トレーニング、プライオメトリックやスピードトレーニングなどが含まれます。一般クライアントだけでなく、糖尿病、高血圧、高齢者、アスリート、妊婦、整形外科的疾患など、幅広い対象に対してのトレーニングプログラムを構築できるように学んでいきます。
第3章 生体エネルギー機構
第5章 レジスタンストレーニングへの適応
第6章 有酸素性持久力トレーニングへの生理学的な応答と適応
第8章 パーソナルトレーナーのための運動心理学
第15章 レジスタンストレーニングのプログラムデザイン
第16章 有酸素性持久力トレーニングのプログラムデザイン
第17章 プライオメトリックトレーニングとスピードトレーニング
第18章 前青年期の子ども、高齢者、妊婦のクライアント
第19章 栄養と代謝に問題を抱えるクライアント
第20章 心臓血管系疾患および呼吸器系疾患を有するクライアント
第21章 整形外科的疾患や傷害を有するクライアントとリハビリテーション
第22章 脊髄損傷、多発性硬化症、てんかん、脳性麻痺患者について
第23章 アスリートを対象にしたレジスタンストレーニング
3.クライアントに対する面談と評価
パーソナルトレーニングは、いきなりトレーニングを行うことはなく、必ず面談(カウンセリング)から始まります。そしてこの面談の中で、健康評価も行っていきます。どういった順序で行うのか?パーソナルトレーニングができ得る健康状態なのか?必要な書類はどのようなものあるのか?といったことを学んでいきます。
また契約後も体力テストを行い、クライアントのフィジカルレベルを把握し、プログラムプランニングに繋げていきます。
第7章 パーソナルトレーニングにおける栄養
第9章 クライアントの面談と健康評価
第10章 体力評価の選択と管理
第11章 体力テスト法と評価基準
4.施設と安全管理、法的側面
トレーニング機材の配置、清掃、管理、環境設定など安全な施設条件について学びます。また施設内での事故などにおける責任問題、法的対応といった分野まで学びます。
第24章 施設と機器の配置およびメンテナンス
第25章 パーソナルトレーニングの法的側面
