NSCA-CPT過去問に挑戦
「バックスクワット」

NSCA-CPTの資格試験には、どのような問題が出題されるのでしょうか?

問題の傾向が分からなければ、知識を持っていても解答が難しくなります。

この記事では、傾向を掴むために実際の試験問題をご紹介しますので、ぜひ解いてみてください。

問題「バックスクワット」

通常のスクワットからワイドスクワットに変更した。より強く働く筋はどれか?


 A. 大腿四頭筋

 B. 大殿筋

 C. 内転筋群


解答と解説

答えは一番下に記載しています。答えを先に知りたい方は解説を読み飛ばしてください。

バックスクワットの主働関節は?

エクササイズには、必ずメインとなる関節の動きターゲットとする筋が存在します。

バックスクワットは、「股関節の屈曲⇆伸展(腿上げのような動き)」「膝関節の屈曲⇆伸展(膝の曲げ伸ばし)」が主要な動作となり、主働筋は大殿筋、ハムストリングス、大腿四頭筋となります。

ではワイドスクワットに変えることで、関節の動きはどのように変化するのでしょうか?
理解するためには、「解剖学的平面」を理解する必要があります。

解剖学的平面から考えよう

解剖学的平面とは?

解剖学的平面とは、人の動きを分類するために「たて」「よこ」「たかさ」の三次元空間を面に見立てたものです。

解剖学的平面は、「矢状面」「前額面」「水平面」の三面に分けられます。



先ほども述べた通り、バックスクワットのメインの動きは、「股関節の屈曲⇆伸展」「膝関節の屈曲⇆伸展」です。
つまりは、たての動きである「矢状面上の運動」となります。

しかしワイドスクワットに変化させると、つま先がさらに外を向き、「股関節の内転⇆外転(足を開いたり閉じたりする動き)」の動きが強くなります。

その分、「股関節の屈曲⇆伸展」の動きは小さくなり、「前額面上の運動」に変化します。

同じスクワットのように思えますが、運動面が変わるというのは、運動学において”全く違う運動”とみなされます。

股関節内転に関わる筋肉は?

答え「C.内転筋群」


内転筋群(長内転筋、短内転筋、大内転筋、恥骨筋、薄筋など)は、股関節内転(股関節を閉じる動き)の作用を持ちますので、答えは「内転筋群」となります。

原理から理解しよう

ワイドスクワット=内転筋
と暗記するのではなく、

・主要な関節の動きと解剖学的平面を理解する
・股関節内転時に筋発揮するから、股関節内転にかかわる筋肉がターゲットとなる
・股関節内転にかかわる筋肉は「内転筋群」

といったところまで理解しましょう。

実際にエクササイズを行う際の強調すべきポイントが理解出来たり、エラー動作が見極めやすくなります。

くどいかもしれませんが(笑)、原理からエクササイズを根本理解すると世界が変わりますよ!

ぜひ、ご参考になさって下さい。

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